2018年10月20日

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誰にでも起こり得る!それってもしかしたら、プライバシー侵害かも?

プライバシーっていったい何?

プライバシーという言葉は、個人情報と似ていますが厳密には少しニュアンスが違います。個人情報は、特定の人の住所や生年月日、勤務先や収入などのある程度固定された個人を特定する情報です。プライバシーは、それに対してもっと感情や趣味、私的な部分を伴う事情になり、その内容はより流動的でもあります。プライバシーだという場合はたいていの場合、犯罪めいた事ではないけれど、秘密にしておきたい個人的事情です。たとえば郵便物を例にすると、手紙の宛先は個人情報になりますが手紙の内容はプライバシーになります。企業から個人情報が流出してしまったりすると個人情報流出事件として社会的ニュースとなり問題にもなりますが、日常生活で個人がおかしがちな問題はむしろプライバシーの方かも知れません。

善意なのにNGなプライバシー侵害の例

最近は、仕事でも家庭でも日常的にネットを使う事が一般的です。個人でもパソコンやスマホで、ブログや、SNS、ツイッター等で情報発信する事は当たりまえとなっています。しかし、気を付けないと思わぬ友人トラブルを招く事もありえます。たとえば、あなたが友人のNさん、Sさんと一緒に〇月〇日夜7時頃に東京渋谷の人気居酒屋で食事をし盛り上がったとします。この様な時にはスマホで楽しい写真をとることもあるでしょう。あなたがそのことを友人二人に事前了解とることなく、自らのSNSに公開の形で載せてしまったとしたら、プライバシーの侵害にあたる可能性があるのです。まずNさんとSさんの顔を公開で出してしまった事、更にNさんとSさんが当該日の特定時間に特定の店にいたという事情を明かしてしまった事で、NさんやSさんにとってはマズイ事態になるかも知れません。もしNさんにストーカー一歩手前の元恋人がいたとしたら、その人にNさんの行動パターンを明かしてしまう事になるでしょう。Sさんは別の用事を断っていたかも知れません。そうでなくても、とにかく不特定多数の人にその様な情報を開示する事に抵抗を感じる人もいます。

ネットの情報発信で気を付けたいこと

とはいえSNSやツイッターでは、自分を発信する事や表現することは日常的な事です。では、友人と盛り上がった時の写真を一切出してはいけないのか?というとそうでもありません。少し工夫するだけでプライバシーを守りながら、楽しい投稿をすることができます。まず第一に、写真の内容ですが一般公開のものでは、他の人の顔がはっきりわかるものは事前了解をとるか、やめておいた方が無難でしょう。後ろ姿とか、あえてぼやけた写真とか、場合によっては顔の部分に修正が入った方が良いかも知れません。第二に公開範囲を工夫することです。親しい友達限定等にすれば、公開範囲は狭くなります。ただし友達限定にしても友達の友達まで公開になってしまうという様な設定の場合もあるので、気を付けましょう。最後に自分のプライバシー保護の観点からも、自分の日常の行動パターンに入る場合には、日時と場所が揃っている公開は控えておいたほうが良いでしょう。プライバシーを守って、クリエイティブな情報発信をしたいですね。

機密文書とは、通常の文章と違い特に秘密保持の必要性が高いものを指します。具体的には企業秘密の記載された書類や個人情報の記載された文章などです。